第二話 新卒で入社した会社を1年で退社しました
お久しぶりです。おみどです。
GWも明けて、セブ島移住まであと1ヶ月となりました。そして、私ごとではありますが先月末で新卒で入社した会社を退職しました。
実はもともと新卒切符を捨てようと思っていたんです。そこそこ名の知れた普通レベルの大学に通っていた私は就活をしていて、まあいわゆる就職に挫折してもう良いや日本社会死ねfxxkなんて思っていました。どう考えてもその時の私はその会社に気に入られようと下手な演技をずっと続けていたんですよね。
人材紹介会社を利用して、「あなたは営業が向いてる!」とひたすら叩き込まれた思考に、単純な私は「私は営業なのかも!うん!イケる!!」と気合い入れて(いつか壺買わされるカモになるのでその時は誰か止めてください)面接に向かうも、面接官と話してると「あなた本当に営業やりたいの?」と聞かれる始末。嘘がつけない...というよりも顔に出やすいタイプの私は「はい!」と即答することもできず。とりあえず言われたからそうなんだと思ってはいるものの、営業というものを知れば知るほどに、やりたくない・・・。の気持ちがどんどん強く。(全国の営業さん本当にすいません。) まあ、結果的には落ちまくり。そりゃ投げ出すよもう。
作る側に行きたいのかもしれない
でもwebをやりたいと思ったのは、その時のとある会社の営業職での面接準備をしている時。最近毎日のように街中やテレビで目にすることも多く、オウンドメディアを保有している有名な会社でした。そこで働いてる姉の知人を紹介してもらって詳しく話を聞いていたら、売る側じゃなくて作る側、やりたいなあ。そういう仕事ないのかな。そっか私パソコン好きじゃん。パソコン使って、サイト作りたいな・・・webデザイナー・・?何それ。なんかイケてる・・・。
ここまで安易ではないのですが超絶簡略して大体こんな感じでwebデザイナーの世界にやってきました。
よっしゃ海外行って、英語を使ってwebで生きよう!
軌道修正を行い始めた頃は9月。もう周りに就活してる友達なんて全然いなかったし、視野が狭い私はもう遅れてる状態だなあ。と。今思えば全然遅れてないし、関係なかったんだな。まあこれは経験したから学んだこと。
でもこんだけ将来に悩んで自分と向き合う機会ない。同世代の人たちには負けてらんない。・・・海外に行こう。英語でwebを学んで仕事にして行こう。うむ、実に安直で厨二で素晴らしい我が思考。
そこから、色々と調べてITが盛んなカナダに行くことにしました。語学学校に通いながら、専門学校に通って、coopでコネ作って働いてオリンピックらへんに戻ってこようかな。という実に安直な考えで家族には猛反対と一切援助はしないときっぱりと見捨てられ(そりゃそうだよな)死ぬ気でバイトに明け暮れる日々。
しかし、年明け頃に流石にこの計画性の無さは無理だと気づく。とりあえず一年就職してお金貯めて飛んでやろう。生きて行く上で年金や保険や税金だとかお金がかかる。よし、やろう。
最後のチャンスだと、人材紹介会社さんを経由してやっぱり営業職を勧められるも1年の辛抱だし・・。と思っていた矢先に、1社だけwebデザイナーとしての募集をしている会社を紹介してもらえることに。しかも未経験者大歓迎。こちらのやる気は十分。
この会社は難しいから変な期待しないでねと念押しされるも、こんなに自分って話せたっけ?ってほどドゥルルルルルルルルルと話せ、運命なのかなと思うような出来事が重なり見事に内定をいただきました。あー終わったぜとHUBにてやけ酒してたら内定電話きたあの日の嬉しさは忘れられないなあ。
ということで新卒切符を捨てなかった私でした。
新卒で会社に入ってよかったと思うこと
働き出してから、本当に仕事が楽しくて、不満はあるけど仕事は楽しかった。やっぱりwebの世界に入って良かったと思うことが沢山でした。まさか本当に1年で辞めるとは。入社前は貯金とレベルアップのためや!って思っていたことを忘れちゃうぐらいだったからね。
これからの私がどういう生活をしていってこれまでの1年をどう思うかはわかりませんが、後悔しないと言い切る。
たかだか1年しか在籍してない私ですが、社会人をやって良かったと思うことが2つありますl。
1、社会人マナーしんどい!
何よりも私の最難関は「敬語」です。
日本語がとてつもなく苦手なのが顕著に見られる言葉の引き出しの少なさ。受電対応やメールマナーなど、これは慣れていくものだなと感じました。やらないとわからないのでこれはとても助かりました。(何事も形が重要)
社内と社外で使う言葉だったり、いかに伝わりやすい文を作るかで何度頭を悩ませたか。今後も課題になるのであろうと思いますがまあ知ってるか知らないかなら知ってる方がね?良いよね。
入社してとりあえず教わることは、挨拶と元気に過ごせばとりあえず良い!
でもこれ本当に大切だと思うんですよね。1ヶ月だけ先輩ヅラして在籍していたので、新卒の子たちを見てると尚更大切だなあと思いました。新卒のフレッシュさは社内を活気づける風になる!経験談としても、大きな声で挨拶して、元気に過ごして、受電取りまくって社内の人と関わるようにしていたら割と早い段階に既存の人たちとも仲良くなれましたしね。
でも受電ばっかとっていたら自分の業務めちゃくちゃ疎かになるので加減は重要。
技術に関してはたかが1年なので、とりあえず仕事を覚えたぐらいであまり貢献できずに終わってしまったため触れない方向で。
でも、ここで働いたおかげでwebが好きだなあと思ったり、苦手だと思うことが見つかったりと自分にとってプラスなことばかりなので本当に必要な1年を過ごせていたんだと思います。
2、同期は一生に一度!
新卒切符ならでは、学生から社会人に変わるスタートが同じで、性格は違えど似たマインドを持っている人たちが集まってる。友達ではなく同志。そんな彼女彼らには本当に助けられました。辛くても、しんどくても、一緒に酒を飲む時間が好きだった。みんなで冗談を言い笑い合うのが楽しくて、翌日には切り替えて仕事をする感じが最高に好きだった。息苦しくなる社会人の気の張りや、ほとんど会社漬けだったのでネタも会社のことばかりだから一番一緒にいて楽だったなあ。その過ごし方が良かったのかどうかは別として・・笑 同部署だから話せることも、他部署だから気楽なことも、本当に切磋琢磨という言葉が合うような良い影響をいつももらってたよ!
この同期たちにはもう・・本当に頭が上がりませんな。
出会いから別れまで本当に、、笑
しっかりと最後に見送ってもらって、この記事の冒頭に挿入されてる画像、社員からのメッセージと色紙をいただきました。手作り感いっぱいで愛の溢れる贈り物に涙止まらなくて、絶対に頑張らんとダメだな。って気が引き締まる思いでいっぱいです。今後また誰かしら新しい道に進んでいったりとバラバラになってもまた集まってあの時は〜とか話したり各々の話を聞けたらいいなって思います。
先輩から有難いお言葉をもらったり、美味しいご飯をご馳走になったり、付き合いなんかもあると思うけど、同期を大切に!このストレス社会、同じ境遇の仲間がいることは大きいんだぞ!!!
そんなこんなんで長々と書いてきましたが、アナザーストーリー的な感じでまた何か違う視点とか話とか描きたいなって思います。あくまでも自分で忘れないための記録帳だからね。
たった1年なのにすごく長い期間だった気しかしないのが不思議。
社会人になってから時間がすぎるのが早くて、もう?!なんて目を大きくすることばかり。流されないように、自分から進めるように。見失わないようにね。
この会社になにも貢献することができなかったから、いつか何かで貢献します。それから、社長と交わした約束。しっかりと果たします!
こんな私を引き取ってくれたこと、見つけてくれたこと、本当に感謝しています。
素敵な人たちと出会わせてくれて、webを大好きな気持ちに加速させてくれてありがとうございました。
本当にありがとうございました。
おわり。